ブロック内選択再送Go-back-N ARQ方式のトラヒック特性

前田 明子  杉町 信行  林田 行雄  藤井 俊二  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J85-B   No.1   pp.43-49
発行日: 2002/01/01
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Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 論文
専門分野: ネットワーク
キーワード: 
Go-back-N ARQ,  選択再送方式,  ブロック伝送,  スループット,  平均伝送遅延,  

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あらまし: 
本論文では,受信機がブロック単位で確認信号を返送し,再送されるブロック内では選択再送を行うGo-back-N(GBN)_SR方式のトラヒック特性について考察する.まず,スループットの厳密式とブロック単位で集団到着するモデルの平均伝送遅延の厳密式を導出する.次に,数値計算によりGBN_SR方式のスループットとブロック単位で集団到着するモデルの平均伝送遅延特性について調べ,更にシミュレーションによりパケット単位で集団到着するモデルの平均伝送遅延特性について調べる.その結果,スループットはブロックサイズが大きいほうが向上し,平均伝送遅延は平均パケット誤り率とブロックの到着率により,最適なブロックサイズを選択することで最小にできることを示す.また,パケット単位で集団到着するモデルにおいても,平均伝送遅延を最小にするブロックサイズが存在し,最小の平均伝送遅延はブロック単位で集団到着するモデルよりも小さいことを示す.