トークンパッシングとハブステーションによる代理パケット再送信を適用したWireless 1394方式

橋 道人  小森谷 陽多  萬代 雅希  笹瀬 巌  有田 武美  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J85-B   No.10   pp.1706-1718
発行日: 2002/10/01
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Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 論文
専門分野: 地上無線通信
キーワード: 
ホームネットワーク,  Wireless 1394,  トークンパッシング,  再送制御,  伝送路しゃへい,  

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あらまし: 
本研究では,Wireless 1394方式のAsynchronous転送におけるデータパケットの送信待ち時間特性を改善するために,トークンパッシングとハブステーションによる代理パケット再送信を適用したWireless 1394方式を提案する.提案方式では,トークンパッシング方式を適用することで,従来のWireless 1394方式で用いられるポーリング方式のようにタイムアウトによって送信要求の有無を判断しないため,ポーリング方式と比較して送信権を得るまでの遅延を低減することができる.更に提案方式では,パケットの受信誤りが発生した場合,ノード間で繰り返しデータパケットの再送を行わず,送信ノードがハブステーションにデータパケットの再送を依頼し,ハブステーションが受信ノードに対してデータパケットを再送する.これにより,しゃへいされた伝送路を用いて再送を繰り返すことによって劣化していた送信待ち時間特性を改善することができる.計算機シミュレーションによって提案方式の特性評価を行い,従来のWireless 1394方式と比較して,データパケットの送信待ち時間特性を改善できることを示す.