2次混合マハラノビス関数を用いた類似文字識別手法

鈴木 雅人  加藤 寧  根元 義章  市村 洋  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J84-D2    No.4    pp.659-667
発行日: 2001/04/01
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DOI: 
Print ISSN: 0915-1923
論文種別: 論文
専門分野: 画像処理,画像パターン認識
キーワード: 
2次混合マハラノビス関数,  非線形変換,  手書き文字認識,  類似文字,  ETL9,  

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あらまし: 
類似文字の識別に有効な混合マハラノビス関数(CMF)は,特徴量をある部分空間に射影してマハラノビス距離の補正を行う関数である.しかし類似文字の決定境界面は,一般に複雑に入り組んだ曲面となるため,射影空間における識別には限界がある.一方,類似文字の近似決定境界面を求める一つの方法として非線形変換を用いた方法が考えられるが,用いる共分散行列の次数は膨大になる.本論文では,CMFに対して2次の非線形項を導入した2次混合マハラノビス関数(QCMF)を提案する.QCMFは2次の非線形変換を用いた判別に比べて非常に少ない計算量で判別が行えるだけでなく,類似文字を対象とした認識実験では,従来のCMFに比べて類似文字の認識精度が高くなることがわかった.