光ファイバ中の4光波混合発生効率に対する分散揺らぎの影響

辻 健一郎  横田 英秋  猿渡 正俊  

誌名
電子情報通信学会論文誌 C   Vol.J84-C   No.11   pp.1075-1082
公開日: 2001/11/01
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Print ISSN: 1345-2827
論文種別: 論文
専門分野: 光エレクトロニクス
キーワード: 
光信号処理,  波長変換,  4光波混合,  光ファイバ,  零分散波長,  

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あらまし: 
光ファイバを用いた4光波混合(FWM)は,超高速光信号の簡易な波長変換法として期待されており,高効率で安定したFWM光の発生が望まれている.FWM発生効率はファイバの零分散波長と励起光,信号光の波長に依存し,縮退型FWMでは励起光波長と零分散波長が一致しているとき最大効率となる.しかしながら,実際の光ファイバでは零分散波長が長手方向で揺らいでおり,その変動特性がFWMの発生特性に影響する.本論文では,光ファイバの長手方向の零分散波長揺らぎを考慮したFWM発生特性を解析し,FWM効率の励起光波長依存性を理論的に解明するとともに,FWM発生実験により,ファイバごとの特性の違いを示し,FWMの発生特性と零分散波長分布との関係を明らかにした.