Active Network技術を適用した信頼性マルチキャストプロトコルの性能評価

山口 誠  橋本 隆  山本 幹  池田 博昌  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J84-B   No.3   pp.334-343
発行日: 2001/03/01
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Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 特集論文 (ネットワークの変革とソフトウェア論文小特集)
専門分野: ルーチング制御
キーワード: 
信頼性マルチキャスト,  Active Network,  再送制御,  インターネット,  

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あらまし: 
信頼性マルチキャストにおける再送制御において,Active Network技術を適用しNAKの抑圧や再送キャッシュをネットワーク内で実現する方式の提案がなされている.本論文では,Active Network技術を信頼性マルチキャストに適用した場合に,従来のエンド-エンドでの再送制御に比べてどの程度の改善効果が得られるかという点について,特にネットワーク内のActive Network技術を適用したルータの割合を変化させた状況での性能評価を行った.その結果,20%以上のルータにActive Network技術が適用された状況で,従来の再送制御方式と比べてより多くの受信ノードを収容可能であることを確認した.また,ルータにおける再送パケットのキャッシュ機能の重要性を明らかにする.更に,Active Network技術を適用したルータの配置について考察を行い,各MANのゲートウェイにあたるルータにActive Network技術を適用することで,遅延特性を改善し,冗長NAKを大幅に削減できることを明らかにした.