SDMA方式上り回線におけるCRA-AAを用いた特性改善とキャリヤ周波数オフセット補償

岸山 祥久  西村 寿彦  大鐘 武雄  小川 恭孝  土居 義晴  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J84-B    No.2    pp.178-187
発行日: 2001/02/01
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Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 論文
専門分野: 無線通信技術
キーワード: 
SDMA方式,  アダプティブアレー,  CRA-AA,  結合推定,  キャリヤ周波数オフセット,  

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あらまし: 
近年,チャネルの利用効率を向上させるためSDMA(Space Division Multiple Access)方式が提案されている.SDMA方式では,同一チャネルに収容されたすべてのユーザ間で深刻な干渉が生じるため,基地局でこれらを分離・検出する手法が必要となる.そこで,本論文では,上り回線においてチャネル応答推定を行い,その結果を用いて間接的に指向性制御を行うCRA-AA(Channel Response Assisted Adaptive Array)を提案し,MMSE基準のアダプティブアレー,及び結合推定との特性比較を行った.また,各ユーザにおいてそれぞれ発生するキャリヤ周波数オフセットを補償する手法についても検討を行った.その結果,CRA-AAが高速フェージングに対する特性,及びキャリヤ周波数オフセットに対する特性がともに優れていることがわかった.