携帯電話の in vivo ばく露装置と動物実験

渡辺 聡一  多氣 昌生  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J84-B   No.1   pp.19-28
発行日: 2001/01/01
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Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 解説論文
専門分野: 
キーワード: 
生体影響,  動物実験,  比吸収率,  SAR,  ばく露評価,  携帯電話,  

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あらまし: 
携帯電話からの電磁波ばく露については,電磁波ばく露による生体影響に関するこれまでの膨大な研究成果に基づいて定められた防護指針値を下回る限り,健康に重大な影響を与えることはないと考えられている.しかし,防護指針値レベル以下の非常に弱いばく露であっても,局所に集中したばく露が長期間にわたる場合の健康影響については必ずしも十分な研究成果が蓄積されているとはいえない.したがって,高精度なばく露評価に基づいた信頼性の高い小動物を用いた動物実験が必要とされている.本論文では,これまで筆者らにより行われてきた携帯電話からの局所ばく露を想定した高精度なばく露評価に基づく動物実験の概略と,これらの実験のために開発されたばく露装置とばく露評価に関する検討について述べる.