時間経過を考慮したGPSコンティニュイティの計算法

坂井 丈泰  惟村 和宣  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J84-B   No.12   pp.2140-2148
発行日: 2001/12/01
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Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 特集論文 (GPS論文小特集)
専門分野: 精度・機能の改善
キーワード: 
GPS,  衛星航法,  信頼性,  航行エレクトロニクス,  航空,  

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あらまし: 
航空機の航法システムとしてGPS(全地球的測位システム)に代表される衛星航法システムを利用するための検討が,ICAO(国際民間航空機関)により進められている.航空機に使用される航法システムについては,高い精度の航法情報を提供するだけでなく十分な信頼性を確保する必要があり,この点にも配慮して慎重に仕様が検討されている.航法システムの信頼性を示す指標の一つはコンティニュイティ(連続性)と呼ばれ,システムが規定の時間にわたって連続して動作する確率である.GPSのコンティニュイティについては,航空機の進入着陸フェーズに適用可能な計算方法を既に明らかにしたところであるが,進入着陸フェーズと比べて長い時間に関するコンティニュイティが要求される航空路上のような飛行フェーズにおいては,GPS衛星及び航空機の移動を考慮する必要があることから,同じ方法でコンティニュイティを算出することはできない.このため,こうした飛行フェーズの航空機にも適用可能とするため,時間の経過を考慮したコンティニュイティの計算方法を提示し,試算を行った結果を報告する.