SMIアダプティブアレーのウェイト収束に関する特性評価

原 嘉孝  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J84-B   No.11   pp.2027-2039
発行日: 2001/11/01
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DOI: 
Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 論文
専門分野: アンテナ,伝搬
キーワード: 
移動通信,  アダプティブアレー,  SMIアルゴリズム,  ウェイト収束,  

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あらまし: 
SMI(Sample Matrix Inversion)アダプティブアレーでは,その構成法によっては相関行列演算と相関ベクトル演算に用いるサンプルが一致しない場合も想定される.本論文では,相関行列と相関ベクトルの演算サンプルに関して様々な条件設定を行い,理論解析とシミュレーションの両面からSMIアダプティブアレーのウェイト収束特性について論じる.性能評価の結果,TDMA(Time Division Multiple Access)方式で多く見られる希望信号電力が他の干渉電力に対して強い環境では,相関行列と相関ベクトルを同一サンプルで演算することが強く望まれることがわかった.また,CDMA(Code Division Multiple Access)方式で多く見られる逆拡散前の希望信号電力が他の干渉電力に対して弱い環境では,相関行列と相関ベクトルの演算に異なるサンプルを用いる構成が有効であることがわかった.