顔陰影画像からの表面方向の知覚-Face from shading-

渡邊 洋  梅村 浩之  松岡 克典  

誌名
電子情報通信学会論文誌 A   Vol.J84-A   No.8   pp.1082-1088
発行日: 2001/08/01
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Print ISSN: 0913-5707
論文種別: 論文
専門分野: ヒューマンコミュニケーション
キーワード: 
顔認知,  表面知覚,  表面方向,  陰影からの形状復元,  

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あらまし: 
本論文の目的は顔形状の3次元幾何情報に対する人間の知覚能力を検証することである.被験者の課題は3次元計測された顔画像データに基づいて作成された陰影画像を観察し知覚された局所表面方向を報告することである.刺激画像として1)正立顔,2)正立顔のデータ点を減らし平滑化したもの(pseudo face),3)倒立顔,4)pseudo faceの倒立顔の4種類を用い,被験者は各刺激内227箇所で面方向の判断を行った.結果は顔陰影画像から判断される表面方向という3次元的な尺度は一般的な陰影からの形状復元よりも安定したものであることを示し,人間が顔形状に対して定量的に3次元的な判断を下すことが可能であることを示唆するものであった.