PCAを用いた表情合成に対する心理評価

山口 真美  尾田 政臣  小川 徳子  赤松 茂  

誌名
電子情報通信学会論文誌 A   Vol.J84-A    No.2    pp.229-237
発行日: 2001/02/01
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Print ISSN: 0913-5707
論文種別: 論文
専門分野: ヒューマンコミュニケーション
キーワード: 
表情合成,  PCA,  微笑み,  怒り,  悲しみ,  

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あらまし: 
怒り(angry)・微笑み(happy)・悲しみ(sad)に関する,個人と平均の表情成分を,個人と平均の真顔に合成することにより,合成表情を作成した.合成された表情が表情として見えはじめる合成率の検出と,表情の強度の評価を調べる心理実験を行い,怒り(angry)・微笑み(happy)・悲しみ(sad)の表情の種類と,表情を合成する顔の組合せ条件別に結果を比較した.その結果,(1)平均真顔に個々の表情を合成した顔の組合せ条件においてより小さな変化で表情が検出され,(2)他の表情と比べて微笑み(happy)の表情がより小さな変化で検出されるが表情と顔の組合せによる効果が高い,(3)怒り(angry)の表情は表情と顔の組合せによる効果が最も小さく作りやすいことが判明した.