照度差ステレオ法を用いた光源位置未知画像からの多面体の面認識

垂水 秀行  伊東 敏夫  金田 悠紀夫  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J83-D2   No.9   pp.1895-1904
発行日: 2000/09/25
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Print ISSN: 0915-1923
論文種別: 論文
専門分野: 画像処理,画像パターン認識
キーワード: 
照度差ステレオ法,  多面体,  面認識,  形状推定,  

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あらまし: 
単一視点からの複数濃淡画像を用いた3次元形状推定に関して,従来手法では対象物体を多面体に限定しても表面に複雑な模様がある場合の形状推定に多くの制約や条件が必要である.本論文では,このような場合における形状推定のアプローチとして,照度差ステレオ法を応用した多面体の面認識手法を提案する.単一視点の複数画像を用いた3次元形状推定手法の一つとして照度差ステレオ法が挙げられる.この手法では,異なる3方向の光源照射が必要で,それらの照射方向は既知でなければならない.本研究では,この照度差ステレオ法を応用し,同一視点で光源照射方向の異なる3枚の画像を用いて,光源照射方向ベクトルが未知で,多面体表面に模様が存在する場合の多面体各面の領域分割を行う.画像上に現れる面の数が比較的少ない単純な形状の場合,2方向のみの光源による形状推定も可能となる.完全拡散面に近似できる多面体モデルを撮影した画像に対して本手法を適用した結果から,本手法の有効性を示す.