文字情報縮退方式を用いた帰納的学習によるべた書き文の数字漢字変換手法の有効性について

松原 雅文  荒木 健治  桃内 佳雄  栃内 香次  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J83-D2   No.2   pp.690-702
発行日: 2000/02/25
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DOI: 
Print ISSN: 0915-1923
論文種別: 論文
専門分野: 自然言語処理
キーワード: 
帰納的学習,  数字漢字変換,  隣接文字列情報,  最上位階層語,  位置推測,  

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あらまし: 
本手法は,文字情報縮退方式により入力された数字列を漢字仮名交じり文に変換するものである.文字情報縮退方式により一つの数字にあ行,か行など50音の仮名1行を対応させることにより,迅速な入力を可能としている.本手法においては,入力された数字列と人手により校正された校正済み変換結果から帰納的学習により語を獲得する.よって,辞書が空の状態からでも文脈に依存した語を獲得し,動的に対象に適応することができる.入力が母音情報の縮退した数字の列であるため,仮名に比べてあいまいさが生じている.このあいまいさを解消するため,本手法においては,隣接文字列情報,最上位階層語,位置推測処理を利用している.最上位階層語の利用と位置推測処理により,獲得される語数の増大を図っており,隣接文字列情報により,語のつながりを考慮した変換が可能となっている.