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PSA染色された前立腺針生検組織顕微鏡像を用いた前立腺がんの検出に関する予備的検討
齋藤 豊文 大坪 法幸 鳥脇 純一郎 渡辺 泱 横山 慶一 高松 哲郎
誌名
電子情報通信学会論文誌 D
Vol.J83-D2
No.1
pp.228-236 発行日: 2000/01/25 Online ISSN:
DOI: Print ISSN: 0915-1923 論文種別: 特集論文 (次世代医用画像技術論文特集) 専門分野: 画像の認識・理解 キーワード: 前立腺がん, PSA染色, 画像処理, 診断支援, 病理診断, 組織標本画像,
本文: PDF(2.9MB)>>
あらまし:
現在,前立腺がんの集団検診を国家レベルで行うことが検討されているが,その際,大量の生検標本に対する病理診断業務が発生すると考えられ,病理医の負担を軽減するため計算機による診断支援が必要と考えられている.そこで,本研究では,PSA染色された組織標本顕微鏡画像を用いた病理診断業務の診断支援の可能性の基礎的検討を行った.前立腺がんの組織学的特徴をもとにいくつかの画像特徴を求め,それらに基づいた判別実験を行った結果,画像ごとの見落としが10%のときに拾い過ぎが21%程度,見落としが5%のときは拾い過ぎが36%程度という結果を得た.これにより,PSA染色画像を用いた診断支援の可能性が示唆された.
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