生体特徴を利用した馬の個体識別方法

須崎 昌彦  山北 治  堀川 慎一  久野 裕次  間 弘子  佐々木 直樹  楠瀬 良  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J83-D2   No.12   pp.2686-2697
発行日: 2000/12/25
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DOI: 
Print ISSN: 0915-1923
論文種別: 論文
専門分野: 画像処理,画像パターン認識
キーワード: 
個体識別,  アイリス,  画質判定,  ガボールフィルタ,  

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あらまし: 
馬の本体確認の手段として,虹彩の模様を利用したアイリス認識技術の応用を提案する.馬のアイリス認識を行う上での解決すべき主な課題として,(1)対象を静止させることが困難であるために,撮影画像に位置ずれ,焦点ずれなどによる不良画質が多く含まれること,(2)散瞳時と縮瞳時の瞳孔の形状が大きく異なること,(3)虹彩の皺の模様が明確ではないことなどが挙げられる.(1)に対しては,データ取得時に使用する光源の映り込みを利用し,認識に適した良好な画像の選択を行った.また,(2),(3)に対しては馬の目の構造に対応した領域抽出手法,瞳孔の変化に対して安定な座標系設定に加え,互いに直交する二つの皺のパターンを特徴として認識を行う方法を提案した.約100個の馬の目を登録して認識実験を行った結果,高い精度の識別を行うことが可能であることがわかった.