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複合音響特徴平面に基づく音声認識のための局所特徴抽出法
新田 恒雄 井上 雄 正井 康之 松浦 博
誌名
電子情報通信学会論文誌 D
Vol.J83-D2
No.11
pp.2341-2349 発行日: 2000/11/25
Online ISSN:
DOI:
Print ISSN: 0915-1923 論文種別: 特集論文 (音声情報処理:現状と将来技術論文特集) 専門分野: 将来技術の基礎理論:音声・音響情報処理 キーワード: 音声認識, 特徴抽出, 写像演算子, 直交基底, 空間微分演算子, KL変換, 線形判別分析,
本文: PDF(732.7KB)>>
あらまし:
音声認識システムの特徴抽出器を設計する新しい枠組みについて述べる.複合音響特徴平面(MAFP)に基づく特徴抽出は,複数の音響特徴平面がスペクトル時系列上の特徴的な幾何学構造を分担して抽出することで,高い性能を得ることを目指す.特徴抽出器は,スペクトル時系列の濃度パターンに隠された構造を,3×3 近傍に対する写像演算子を用いて抽出する.写像演算子は,最初に 3×3 近傍の直交基底の形で音声から直接抽出し,次に,これを単純化して使用する.連続音声から切り出した日本語の音声セグメントを対象とする不特定話者認識実験を通して,後段の特徴選択器(KLT,LDA)と組み合わせた提案手法が,少ない特徴ベクトル次元数で高い認識性能を達成できることを示す.
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