確率的時間論理に基づくフォールトモデルを用いた診断方法

橋本 和夫  松本 一則  白鳥 則郎  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J83-D1   No.1   pp.215-224
発行日: 2000/01/25
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DOI: 
Print ISSN: 0915-1915
論文種別: 論文
専門分野: 人工知能,認知科学
キーワード: 
モデルに基づく診断,  フォールトモデル,  確率的時間論理,  赤池情報量基準,  

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あらまし: 
ネットワークの障害管理では,アラームの伝搬や検出に遅延があり,更にこれらが一定しないため,詳細なフォールトモデルの開発が難しく,モデルベース診断方式の適用事例も少ない.そこで本論文では,まずアラーム観測遅延を確率変数として事象木に付随させた確率的時間論理に基づくフォールトモデルの構成方法を示す.次に,観測アラーム時系列に対する障害仮説のゆう度を計算し,赤池情報量基準を最小とする障害仮説を選択するモデルベース診断方式を提案する.最後に,シミュレーションにより従来方式と提案方式の診断適合率と診断保留時間についての比較結果を示す.