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広域複数レーダによる多目標追尾
亀田 洋志 辻道 信吾 小菅 義夫
誌名
電子情報通信学会論文誌 B
Vol.J83-B
No.5
pp.726-738 発行日: 2000/05/25
Online ISSN:
DOI:
Print ISSN: 1344-4697 論文種別: 論文 専門分野: 航行・誘導・制御方式 キーワード: 多目標追尾, 広域複数レーダ, カルマンフィルタ, シミュレーション,
本文: PDF(1.9MB)>>
あらまし:
広域複数レーダによる探知データ統合技術,すなわち広域に配置された複数のレーダによる観測データを集め追尾処理する技術が注目されている.この技術の特長として,単一レーダでは問題となるクロスレンジ誤差の低減があげられる.これにより追尾性能の向上が期待できる.しかしこの実現のためには,追尾フィルタの観測モデルに目標の状態変数ベクトルと観測ベクトルの間の座標軸のずれを取り入れる必要がある.本論文では,座標軸の違いの問題について検討し,複数箇所に設置されたレーダの観測情報を利用する多目標追尾アルゴリズムであるJPDA(Joint Probabilistic Data Association)を検討した.本手法の有効性を評価するために計算機シミュレーションを行った.その結果,従来の1レーダのみを使用する方式に比べて追尾性能が向上することを明らかにした.
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