フェムト秒パルスを用いた640 Gbit/s OTDM信号の100 km伝送

山本 貴司  吉田 英二  田村 公一  中沢 正隆  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J83-B   No.5   pp.625-633
発行日: 2000/05/25
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Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 論文
専門分野: 伝送方式・伝送機器
キーワード: 
フェムト秒パルス,  再生モード同期ファイバレーザ,  Reverse Dispersion Fiber,  零分散-分散フラット伝送路,  非線形光ループミラー,  

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あらまし: 
フェムト秒光パルスを信号光として用いた640 Gbit/s OTDM(Optical Time Division Multiplexed)信号の101 km伝送に成功した.信号光源としてジッタの小さい10 GHzパルスを発生する再生モード同期ファイバレーザを使用し,伝送路は1.3 μm零分散Single-Mode Fiber,Dispersion-Shifted Fiber,Reverse Dispersion Fiberを組み合わせた長さ101 kmの零分散-分散フラット伝送路を用いた.伝送後の640 Gbit/s OTDM信号は,信号光-制御光間のウォークオフを抑制したファイバ長450 mの超高速非線形光ループミラーにより多重分離を行った.伝送路中のReverse Dispersion Fiberは,これまで1.3 μm零分散Single-Mode Fiberの分散,分散スロープ補償に使用されていたDispersion Slope Compensation Fiberと比較して偏波分散が小さく,また,分散の波長依存性が小さいという特長がある.