2次元加重移動平均によるSCR改善法

幸谷 智  三輪 進  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J83-B   No.3   pp.361-369
発行日: 2000/03/25
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DOI: 
Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 論文
専門分野: 計測・探査
キーワード: 
レーダクラッタ,  2次元移動平均,  2次元加重移動平均,  SCR改善,  遺伝的アルゴリズム,  

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あらまし: 
レーダクラッタを抑圧する方法は,クラッタの振幅分布モデルによって,異なる手法が提案されている.本論文ではクラッタがK-分布に従うとして,照射面からの反射信号のサンプルに重み付けを行った後,移動平均処理を行う2次元加重移動平均及び重み付けをしない2次元移動平均について述べる.重み算出には比較的短時間に最適値を得る目的で遺伝的アルゴリズムを利用している.様々な状況を模擬するため,空港面探知レーダで取得した緩衝緑地内の目標信号に加え,降雨クラッタに晴天時クラッタのない条件で取得した各種目標信号を重畳させたデータを作成し,本手法を適用した.状況により異なるが,2次元加重移動平均によって重み付けしない2次元移動平均に比べ0.5~2.3 dB,処理前に比べ0.9~3.7 dBの改善効果が得られた.