遅延相関器を用いたチャープ信号パルス圧縮地中レーダ

富澤 良行  荒井 郁男  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J83-B   No.1   pp.113-120
発行日: 2000/01/25
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 論文
専門分野: 計測・探査
キーワード: 
地中レーダ,  遅延相関,  チャープ信号,  パルス圧縮,  

本文: PDF(1.7MB)>>
論文を購入




あらまし: 
VHF帯の電波を用いた地中レーダは空洞探査や遺跡探査などに適用範囲が広がるにつれ探査深度においていっそうの拡大が要望されている.本論文は,その一方法としてチャープ信号によるパルス圧縮地中レーダについて検討している.まず,チャープ信号をパルス化するためのパルス圧縮処理法として遅延相関法を提案する.本方法はRF帯で直接にパルス圧縮処理を行える特徴があり,更に40 dB以上の S/N 改善効果があるので,わずかな送信電力でも従来のパルスレーダと同程度の探知能力が得られる.試作器による実験では0.3 Wの電力でも2.5 mまでの埋設管が探知できている.