拡張外郭方向寄与度特徴と輪郭特徴とを用いた手書き漢字/非漢字の ハイブリッド認識

木村 義政  秋山 照雄  森 稔  宮本 信夫  若原 徹  小倉 健司  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J82-D2   No.12   pp.2271-2279
発行日: 1999/12/25
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Print ISSN: 0915-1923
論文種別: 論文
専門分野: 画像処理,画像パターン認識
キーワード: 
文字認識,  漢字/非漢字の判定,  複数特徴,  複数手法,  

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あらまし: 
本論文では, 拡張外郭方向寄与度(ePDC)特徴と輪郭特徴とを選択的に使用するハイブリッド認識方式を提案する. 本方式では, まずePDC特徴を用いた認識を行い一定個数の上位候補中に出現する非漢字の個数が しきい値未満の場合は漢字であると判定して当該結果を最終結果とし, しきい値以上である場合は入力文字は非漢字であると判定して輪郭特徴を用いた認識を行い, その結果を最終結果として出力する直列構成をとる. また, 漢字/非漢字の誤判定を救済するため, 上位候補中における非漢字の出現率が高い漢字は輪郭特徴の識別辞書に登録しておく. これにより本方式は入力文字の形状の複雑さに応じて特徴を使い分ける認識となる. ePDC特徴で生じていた誤読は輪郭特徴の使用により楷書体文字で26%, 自由手書き文字では33%を低減することができ, 本方式の有効性が示された.