フランジ付方形導波管を用いた損失誘電体からの反射係数の検討 -基本モ-ド反射係数の理論値と実測値の比較-

平野 誠  高橋 応明  安部 實  

誌名
電子情報通信学会論文誌 C   Vol.J82-C1   No.5   pp.283-287
発行日: 1999/05/25
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Print ISSN: 0915-1893
論文種別: レター
専門分野: 
キーワード: 
フランジ付き方形導波管,  スペクトル領域法,  複素誘電率,  モード解析,  

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あらまし: 
フランジ付き方形導波管を金属裏打ちの損失誘電体シートに押し当て,開口面からの反射係数を測定することにより,誘電体の複素誘電率を求めることができれば,非破壊測定法として有効である.そのためには,開口面における反射係数を正確に求めなければならず,反射係数と誘電率の関係も明らかにする必要がある.ここでは,本構造の解析法として既に提案されている方法に基づいて,損失誘電体内の電界をスペクトル領域法で求め,開口面における磁界の境界条件より得られる導波管側の電磁波各モードの振幅を定める未知係数の連立方程式を解き,反射係数を求めた.連立方程式を解くために必要なモ-ド数について検討し,高次モ-ドが特に多く発生する厚さを除けば,遮断波長の大きい順に6個のモードを用いると実験値ともよく一致することを確認した.