フランジ付方形導波管を用いた損失誘電体の複素誘電率の測定

平野 誠  高橋 応明  安部 實  

誌名
電子情報通信学会論文誌 C   Vol.J82-C1   No.11   pp.642-649
発行日: 1999/11/25
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0915-1893
論文種別: 論文
専門分野: マイクロ波,ミリ波
キーワード: 
フランジ付き方形導波管,  スペクトル領域法,  複素誘電率,  等高線図,  

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あらまし: 
フランジ付方形導波管を金属裏打ちの損失誘電体シートに押し当て,開口面からの反射係数を 測定することにより,誘電体の複素誘電率を求めることができれば,非破壊測定法として有効である.本論文 ではスペクトル領域法を適用して導出した連立方程式を解くことにより,反射係数から損失誘電体試料の複 素誘電率を求めるための等高線図を作成し,その性質について考察した.また,実験によりこれら等高線図 の有効性を確認した.等高線図内で誘電率が比較的精度良く定められる領域においては,汎用のネットワー クアナライザにより,誘電率を約5%の精度で定められることがわかった. 更に,損失誘電体内の電磁波 が,伝搬方向へ減衰する様子を調べ,実際の測定に必要なフランジ及び試料の大きさを求めた.