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衛星搭載反射鏡アンテナ用フェーズドアレー給電部の電気設計と試作
徳永 恭子 角田 博明 松本 泰 大平 孝
誌名
電子情報通信学会論文誌 B
Vol.J82-B
pp.1357-1365 発行日: 1999/07/25 Online ISSN:
DOI: Print ISSN: 1344-4697 論文種別: 専門分野: 衛星通信 キーワード: 衛星搭載アンテナ, マルチビームアンテナ, フェーズドアレー, ビーム形成回路, 移動体衛星通信,
本文: PDF(1002.1KB)>>
あらまし:
フェーズドアレーを用いた離焦点給電反射鏡アンテナは電子的なビームの再形成やビーム走査が可能なため,静止衛星に搭載する移動体通信用アンテナとして有望である.本論文では,(1)フェーズドアレー給電部の電気設計,(2)給電部の主要構成品である31素子の放射素子アレーとビーム形成回路の試作,(3)これらを組み合わせた1次放射パターンの測定結果について述べる.また,この測定値を用いて計算したアンテナ2次放射パターンを設計値と比較することにより,離焦点給電反射鏡アンテナに適用するフェーズドアレー給電部の電気設計の妥当性を検証する.検証された設計法を適用したフェーズドアレー給電部は,開口径13 mの反射鏡と組み合わせることにより,エリア利得42 dBi以上,ビーム間アイソレーション20 dB以上の性能が達成できることを示す.
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