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多対多地点間通信のための経路制御とネットワーク構成法
木下 和彦 添田 純一郎 山井 成良 滝根 哲哉 村上 孝三
誌名
電子情報通信学会論文誌 B
Vol.J82-B
pp.1773-1781 発行日: 1999/10/25 Online ISSN:
DOI: Print ISSN: 1344-4697 論文種別: 専門分野: 通信網,通信サービス キーワード: 多対多地点間通信, スタイナー木問題, 経路制御アルゴリズム, ネットワーク設計,
本文: PDF(648.7KB)>>
あらまし:
本論文では,多対多地点間通信を念頭においた経路制御とネットワーク管理に ついて考察する.まず,各ユーザが異なる経路を用いて通信するメンバコ ネクション方式を基本とした経路制御アルゴリズムを提案する.これは特定 のリンクへの負荷の集中を効率的に回避することができる.更に,経路生成 時においては,全ユーザの経路を平行かつ段階的に決定することにより,各 ユーザの使用する経路間の品質差を小さくすることが可能である.また,多 対多通信だけでなく,1対多・1対1の通信をも同一のアルゴリズムで実現可 能という特徴をもつ.加えて,この提案アルゴリズムがより有効に機能する ネットワークの設計手法についても言及し,シミュレーションによってその 性能を評価した.
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