テクスチャの方向要素を利用したK-平均アルゴリズムによる自然な領域分割方法

笠尾 敦司  中嶋 正之  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J81-D2   No.7   pp.1528-1535
発行日: 1998/07/25
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Print ISSN: 0915-1923
論文種別: 論文
専門分野: 画像・パターン認識,コンピュータビジョン
キーワード: 
K-平均アルゴリズム,  分割K-平均アルゴリズム,  テクスチャ,  方向要素,  

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あらまし: 
写真や絵画の構図や色使いとそれらが鑑賞者に与える印象には厳密ではないにせよ一定の関係があると考えられている.この関係を解析的な手法で把握することが本研究の目標である.画像が鑑賞者に与える印象を計算機により求めるためには,100万以上の画素からなる画像を扱いやすくするため,適切な領域に分割する必要がある.我々は類似した特徴をもつ画素を一つの領域にまとめ,その領域を解析の最小単位として印象把握の研究を進めている.本論文では印象解析に適した領域分割を実現するために,テクスチャの方向要素も考慮できるようにした新たなアルゴリズムを示す.本手法を用いることで自然な分割結果が短時間で得られるようになり,今まで行えなかった詳細な印象解析の研究に着手できるようになる.