連続音声認識のタスクの複雑さを表す新しい尺度

中川 聖一  伊田 政樹  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J81-D2   No.7   pp.1491-1500
発行日: 1998/07/25
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Print ISSN: 0915-1923
論文種別: 論文
専門分野: 音声,聴覚
キーワード: 
音声認識,  タスクの複雑性,  パープレキシティ,  SMR-パープレキシティ,  

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あらまし: 
音声認識システムの評価を行うにあたって,タスクの複雑性を表す尺度として一般にパープレキシティ(perplexity)が多く用いられている.パープレキシティは情報理論的な意味での平均分岐数(幾可平均)を表し,各時点における同定すべき単語数に相当する.しかしこの尺度では文の長さや各時点での分岐数の偏りの正規化が不十分なためにタスクの複雑性を精度良く反映した尺度であるとは言えない.そこで,本論文では音声認識部を統計的にシミュレートしてタスクの複雑性と認識率の関係について検討し,新しいタスクの複雑性の尺度としてSMR-Perplexity(Square Mean Root Perplexity)を提案し,その妥当性を示す.