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欠如節を生成する推論法
阿部 明典
誌名
電子情報通信学会論文誌 D
Vol.J81-D2
No.6
pp.1285-1292 発行日: 1998/06/25 Online ISSN:
DOI: Print ISSN: 0915-1923 論文種別: 論文 専門分野: 人工知能,自然言語処理,認知科学 キーワード: abduction, 仮説推論, CMS, 類似写像,
本文: PDF(571.1KB)>>
あらまし:
知識ベースに必要な知識が欠けている場合,普通の仮説推論ではゴールの証明は失敗してしまう.従って,そのような知識ベースに対しては,発想的推論,補間的推論,若しくは,近似推論などが必要になる.本論文で示す推論は知識ベースに知識が欠けているためにゴールを証明できない場合,欠けている知識を類似知識で補間することでゴールの証明を行うことであるが,ゴールを証明するための類似補間知識を手掛りなしに探すことは困難である.従って,まず,abductiveな手法(CMS)でゴールを証明するために欠落している知識を探す.そして,知識ベースの中で欠落知識の類似知識を求め,更に,それを欠落知識と同じ領域に写像し,写像された知識を仮説としてゴールの証明を行う.これにより,知識ベースにある知識と類似した仮説でゴールを証明できる.
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