石像の3次元計測のためのステレオ対応付け

山口 証  高地 和隆  井口 征士  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J81-D2   No.4   pp.716-725
発行日: 1998/04/25
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DOI: 
Print ISSN: 0915-1923
論文種別: 論文
専門分野: 画像・パターン認識,コンピュータビジョン
キーワード: 
ステレオ対応付け,  3次元画像計測,  テクスチャ,  石像,  

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あらまし: 
石像のような自然物の3次元形状計測を行う手法として,領域ベースのステレオ法がある.領域ベース法では最適なウィンドウサイズの選択が問題となる.ウィンドウサイズが小さいと複数の領域と対応する多対応問題を生じる.逆にウィンドウサイズが大きいと分解能の低下や計算コストの増大を招く.本論文では,石の特徴に基づいてウィンドウの最適形状を求める,領域ベースのステレオ対応付け手法を提案する.石の特徴として,石の表面にあるごま塩状のテクスチャに着目し,ごま塩状テクスチャの密度と方向からウィンドウのサイズと縦横比を決定する.また,各ウィンドウごとに左右画像間で明度の相関をとり,相関グラフを作成する.相関グラフの形状を評価して,対応付けの確からしさを保証する.最後に,実際の石像に本手法を適用した結果を他の手法と比較しながらその効果を考察する.