品質評価規格文書のモデル化とそれに基づく評価支援システムの構成

松下 誠  飯田 元  井上 克郎  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J81-D1       pp.986-993
発行日: 1998/08/25
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Print ISSN: 0915-1915
論文種別: 専門分野: ソフトウェア工学
キーワード: 
ソフトウェアプロセス,  ソフトウェアプロセスアセスメント,  SGML,  

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あらまし: 
ソフトウェア開発プロセスの品質を評価する際には,その基準となる品質評価規格文書を参照しながら行う場合が多い.しかし,通常その文書は長く,該当箇所を捜索する作業は一般に手間がかかる.このため,その文書全体で何が要求されているか把握するのは困難である.本論文では,この種の長大な文書に対し,必要となる情報を効率良く抽出,参照できるようにするためのモデルの定義方法と,そのモデルに基づくプロセス評価支援システムの構成方法を提案する.ここでは,品質評価規格としてSPICE(Software Process Improvement Capability dEtermination)を例に用いた.本研究では,品質評価の際に必要となる三つの要素と四つの関係に着目してモデルをSGML(Standard Generalized Markup Language)を用いて表現し,SPICE文書の再構成を行う.更に,再構成されたSPICE文書を入力としたプロセス評価支援システムの設計,試作を行った.提案する方法により,容易に品質評価規格をモデル化でき,その支援システムが構築できる.