遺伝的アルゴリズムにおける交差手法の適応的選択の一手法

八田 浩一  松田 憲治  若林 真一  小出 哲士  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J81-D1   No.7   pp.900-909
発行日: 1998/07/25
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Print ISSN: 0915-1915
論文種別: 論文
専門分野: アルゴリズム,計算複雑性
キーワード: 
遺伝的アルゴリズム,  組合せ最適化問題,  交差,  適応的選択,  パラメータ値調整,  積木仮説,  巡回セールスマン問題,  

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あらまし: 
複雑な制約をもつ大規模最適化問題の解法の一つとして遺伝的アルゴリズム(GA)が知られている.GAに対しては優れた個体の形質を子になるべく多く継承させることを目的として多くの交差手法が提案されているが,1回のGAの実行において複数の交差手法を適用する研究は少ない.本研究ではGAの探索能力に大きな影響をもつ交差手法について,あらかじめ一つの交差手法を選択しておくのではなく,GAの実行中に動的に交差手法を変更していく手法を提案する.また,交差手法の動的選択を行うために各個体のその世代での潜在的な優劣の度合を示す指標として新たにエリート度を提案する.提案交差手法を組み込んだGAをいくつかのベンチマーク問題に適用することにより提案手法の有効性を検証する.