M系列発生器の故障検出器とその能力

松原 隆  古賀 義亮  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J81-D1   No.3   pp.283-291
発行日: 1998/03/25
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Print ISSN: 0915-1915
論文種別: 論文
専門分野: フォールトトレランス
キーワード: 
フォールトトレランス,  故障検出,  シフトレジスタ,  M系列,  故障潜伏,  

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あらまし: 
線形フィードバックレジスタによるM系列発生器は擬似乱数発生器として通信関係等に数多く用いられている.ここに故障が発生すると擬似乱数を発生しないことがあり,場合によってはシステムに大きな問題が生じる.そこで本論文ではM系列発生器の故障検出方法を提案し,この手法による故障検出器の能力および検出器自体の故障検出能力について考察する.故障が生じてから故障の影響が生じるまでの時間を故障潜伏時間と言うが,これが長くなると,次の故障が生じる確率が高くなるので潜伏時間の短い設計が望ましい.そこで故障潜伏時間を知ることは重要となる.ここでは提案した回路の故障潜伏時間について理論的に議論し,論理シミュレーションによりその結果を確認する.故障検出能力と故障潜伏時間を数学的に議論することが本論文の主目的である.