出力位相分布の周波数依存性の小さいBFNの設計法

内藤 出  野口 龍宏  牧野 滋  石田 修己  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J81-B2   No.2   pp.146-154
発行日: 1998/02/25
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Print ISSN: 0915-1877
論文種別: 論文
専門分野: アンテナ,伝搬
キーワード: 
アレーアンテナ,  アレー給電反射鏡アンテナ,  ビーム形成回路,  BFN,  電子分配器,  

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あらまし: 
アレーアンテナやアレー給電反射鏡アンテナでは,アレーを構成する各素子アンテナを所望の振幅・位相で励振するために,ビーム形成回路 (BFN: Beam forming network) が用いられる.ところが,アレー励振係数は帯域にわたって一定である条件で設計される場合が多く,このとき,周波数の変化に伴うBFN出力の変化はアンテナ特性の劣化原因となる.本論文では,TEM線路を用いた,出力位相分布の周波数に対する1次の依存性が小さいBFNの設計法を提案し,設計例を示してその有効性を確認する.提案する設計法の特徴は,出力に要求される励振係数と接続形式 (トポロジー) とが与えられた場合に,単純な操作の繰返しでBFNを一意に設計できることである.