広帯域FM変調技術を用いた光映像伝送システムCNR特性

布施 優  石井 義一  工藤 義春  野嶋 一宏  川島 勢一郎  森倉 晋  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J81-B1   No.9   pp.557-565
発行日: 1998/09/25
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0915-1885
論文種別: 論文
専門分野: 光通信方式
キーワード: 
FTTH,  アナログSCM,  FM変調,  光ヘテロダイン,  CNR,  

本文: PDF(681.9KB)>>
論文を購入




あらまし: 
既存光アクセス網における多チャネル動画像配信を実現する技術として注目される広帯域FM変調型光伝送方式に関し,そのCNR特性を決定する要因の検討を行い,CNR理論式を導出した.また,本方式を用いたアナログ/ディジタル混在光伝送装置の設計・試作を行い,その伝送特性の評価を行った.広帯域FM変調型光伝送方式におけるCNR劣化要因は,FM変調信号に対する帯域制限のほかに,光ヘテロダイン受信器で発生する残留AM成分,伝送系で発生するFM変調信号の高調波ひずみ,FM復調器出力における残留FM信号スペクトル等があり,これらを考慮したCNR理論値は実験結果をよく説明することができる.更に,このCNR理論値に基づいてAM40ch/64QAM30キャリヤ混在光伝送装置の設計を行い,AM信号のCNR約43dB,64QAM信号のCNR約33dBとほぼ設計どおりの良好な性能が得られることを確認した.