分散データベースの複製更新時間を最小とする複製ルーチングスケジュール

若原 恭  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J81-B1   No.4   pp.225-234
発行日: 1998/04/25
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Print ISSN: 0915-1885
論文種別: 論文
専門分野: 通信網,通信サービス
キーワード: 
ルーチング,  複製,  スケジュール,  分散データベース,  グループウェア,  

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あらまし: 
グループウェア等の汎用ビジネスソフトウェアにおける分散データベースでは,データベース一致化の方法として,各データベースがもつ他データベースの複製をあらかじめ定めた複製ルーチングスケジュールに従っていっせいに更新する手法が広く採用されている.本論文では,このような分散データベースにおいて,複製の更新に要する時間が最小の複製ルーチングスケジュールを論じている.具体的には,複製更新時間が最小の複製ルーチングスケジュールを導出するための最適化問題をまず定式化する.つぎに,分散配置されたデータベースの個数が偶数の場合と奇数の場合とに分け,偶数の場合には最適解となる複製ルーチングスケジュールを与えるアルゴリズムを提示し,奇数の場合には近似解を与えるヒューリスティックなアルゴリズムを提示する.これらのアルゴリズムは極めて単純でありかつ所要計算処理量も小さいので実用性が高いという特長がある.