フライバックコンバータのフィードバック制御による跳躍現象

小林 和雄  西村 勝彦  中原 正俊  原田 耕介  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J81-B1   No.3   pp.190-197
発行日: 1998/03/25
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0915-1885
論文種別: 論文
専門分野: 電子通信用電源
キーワード: 
電力変換装置,  フライバックコンバータ,  フィードバック制御,  跳躍現象,  

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あらまし: 
フライバックコンバータを電流不連続モードで使用する場合,商用交流を入力とすると力率改善に有効である.また1次遅れ回路となってフィードバック制御では安定性が良い.また整流ダイオードのリカバリーによるノイズが少ない等の理由で多く使われている.しかし,フィードバック制御においてスナバ回路の条件により跳躍現象が生じ,不安定となることがある.これはリアクトルのエネルギーが負荷に放出後,リアクトルとスイッチの浮遊容量やスナバ回路のキャパシタにより共振が生じ,リアクトル電流の次サイクルの初期値が決定されるため,PWM制御による導通時間の増加に対し出力が単調増加とならない条件が存在するためである.これらを明らかにし,一般的なRCスナバ回路でこの条件を解き跳躍現象の生じない回路定数を論議している.またキャパシタやダンピング抵抗のいかんにかかわらず,跳躍現象が生じない電流制御型のフィードバック制御を推奨している.