時変信号のための数値的に安定なRLSアルゴリズムの提案

堀田 英輔  宮永 喜一  

誌名
電子情報通信学会論文誌 A   Vol.J81-A   No.1   pp.33-43
発行日: 1998/01/25
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DOI: 
Print ISSN: 0913-5707
論文種別: 論文
専門分野: ディジタル信号処理
キーワード: 
適応信号処理,  RLSアルゴリズム,  数値的安定性,  leaky LMSアルゴリズム,  

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あらまし: 
適応信号処理において,逐次最小2乗アルゴリズムがLMSアルゴリズムほどよく使われない理由の一つは,有限精度演算環境下でのアルゴリズムの不安定さである.すなわち,LMSアルゴリズムにおいては数値的に安定であるleaky LMSアルゴリズムが提案されている.本論文では,逐次最小2乗法の評価関数に係数のエネルギーを表す項を積極的に導入することで,数値的に安定な逐次最小2乗アルゴリズムを導く.実験結果より,提案する適応的アルゴリズムは従来の評価関数から得られる適応的アルゴリズムより,数値的に安定であることが示される.