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3次元モデルを用いた人物像ホログラフィックステレオグラムの原画生成法
木下 健治
誌名
電子情報通信学会論文誌 D
Vol.J80-D2
No.8
pp.2088-2094 発行日: 1997/08/25 Online ISSN:
DOI: Print ISSN: 0915-1923 論文種別: 特集論文 (顔論文特集) 専門分野: 顔イメージのコンピュータ生成 キーワード: 3次元モデル, 人物像, ホログラフィックステレオグラム, だ円, 輪郭線,
本文: PDF(661KB)>>
あらまし:
本論文では,人物像ホログラフィックステレオグラムの作製に用いる原画の生成方法について検討する.このため,人物の上半身について近似的な3次元モデルを作成して,コンピュータグラフィックスの手法で原画を生成する.3次元モデルは断面をだ円で近似した顔と胴体,断面を直線で近似した耳で構成され,被写体の写真から求めた正面輪郭線と側面輪郭線から決定することができる.被写体の顔の表情とよく似た原画を生成するため,3次元モデル作成に用いる顔の側面輪郭線の形状を,実際の形状よりも縦長にする.良好な原画は,3次元モデル正面の左右20°程度の範囲で生成可能である.また,顔の側面輪郭線に他の人物のものを用いても,被写体と顔の表情が似た原画を生成できる.3次元モデル作成後,このモデル正面の左右20°の範囲において,0.5°間隔で80枚の原画を作成してホログラフィックステレオグラムを作製した.
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