微分画像に基づく画像の2値化法における最適しきい値の決定法

郭 素梅  小沢 慎治  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J80-D2   No.1   pp.183-189
発行日: 1997/01/25
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Print ISSN: 0915-1923
論文種別: 論文
専門分野: 画像・パターン認識,コンピュータビジョン
キーワード: 
2値化,  ヒストグラム,  境界画素,  

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あらまし: 
本研究では対象と背景との間の境界領域において,濃度変化の大きい画素(変化部と呼ぶ)を抽出することにより,画像全体の2値化しきい値を決定する新しい方法を提案する.変化部では画像濃度値の1次微分値が大きく,かつ2次微分値が小さいため,画像の1次,2次微分値に対し,それぞれしきい値を定めることにより,変化部の画素集合を切り出すことができる.1次,2次微分しきい値を変化させることによって得られる2値化しきい値および変化部の画素数の変動を評価することによって,1次,2次微分しきい値の最適値を求め,それらを用いて,切り出した変化部画素の濃度平均値を画像の2値化しきい値として用いる.