可動有限オートマトンモデルで記述されたDNA転写過程

畠山 豊正  野本 剛  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J80-D2   No.11   pp.3069-3076
発行日: 1997/11/25
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0915-1923
論文種別: 論文
専門分野: バイオサイバネティックス,ニューロコンピューティング
キーワード: 
オートマトン,  シミュレーション,  転写,  DNA,  mRNA,  

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あらまし: 
我々は,生物的知見に基づいて,DNAからmRNAを合成する転写過程を計算機シミュレーションできる模擬生体高分子を作成し,転写過程を表すアルゴリズムを求めた.模擬分子は,mRNAを合成するための鋳型となるDNA,mRNAを構成するリボヌクレオチド,mRNAを合成するRNAポリメラーゼ,DNA上の転写開始位置であるプロモータを認識するために必要なσ因子を,Thompsonらによって提案されたMFA(Movable Finite Automaton)モデルを発展させて作成した.次に,ここで得たモデルシステムをもとにして,転写過程の興味ある問題点を更に詳しく考察した.