部分文仮説のゆう度を用いた連続音声認識のための音声区間検出法

内藤 正樹  黒岩 眞吾  山本 誠一  武田 一哉  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J80-D2   No.11   pp.2895-2903
発行日: 1997/11/25
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DOI: 
Print ISSN: 0915-1923
論文種別: 論文
専門分野: 音声,聴覚
キーワード: 
連続音声認識,  音声区間検出,  部分文仮説,  ゆう度,  リジェクション,  

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あらまし: 
連続音声認識における認識性能低下の原因となる音声区間検出誤りを削減するため,音声認識時に得られる部分文仮説のゆう度を用いた音声区間検出法を提案する.この手法では,認識処理に先立ち認識処理と独立に音声区間検出を行うのではなく,認識時に得られる各部分文仮説のゆう度に基づき音声区間の終端を検出する.加えて部分文仮説のゆう度に基づく音声区間検出法と音節認識のゆう度を用いたリジェクション手法を組み合わせ,検出された無音区間以前の入力が受理すべき音声の一部であるか否かを判断する音声区間始端検出法を提案する.ノイズレベルの異なる音声データを用い,連続音声認識実験により提案手法の評価を行った結果,パワーを用いて音声区間検出を行う場合と比較して音声区間検出誤りを原因とする誤認識が約90%減少した.また,リジェクション手法による音声区間始端の検出を行うことで,音声の前に非定常雑音が付加された場合に生ずる誤認識の約64%が削減された.