鏡面修整光アンテナの提案および製作誤差を考慮した特性解析

高野 忠  児島 敦  小山 欣樹  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J80-B2       pp.1066-1075
発行日: 1997/12/25
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Print ISSN: 0915-1877
論文種別: 専門分野: アンテナ,伝搬
キーワード: 
光アンテナ,  鏡面修整,  開口面電界分布,  製作誤差,  光衛星間通信,  レーザレーダ,  

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あらまし: 
光衛星間通信やレーザレーダ等では高性能な光アンテナが要求されるが,本論文はその構成法や問題点について,検討する.光アンテナとして重要な正面方向利得は,開口面上で電界の振幅と位相が一定のとき最大となる.そこでまず,位相と振幅の両方を最適化するために,光アンテナに鏡面修整を施すことを提案する.マイクロ波帯で用いられている方法をもとにして,設計を行う.つぎに,その実際鏡面は光波長のオーダの精度を必要とするが,機械的誤差によるアンテナ性能劣化について評価する.手法としては,現在の加工技術による誤差量をもとにして,数値解析により行う.その結果,機械的誤差と電気特性とのトレードオフの方法,およびアンテナ長を短縮するにあたっての制限要因を明らかにする.更に反射損失等の材料に起因する損失についても述べる.