遅延スプレッド補償によるPHSのセル拡大効果

田野 哲  斉藤 洋一  服部 武  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J80-B2   No.12   pp.1028-1034
発行日: 1997/12/25
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Print ISSN: 0915-1877
論文種別: 論文
専門分野: 移動体通信
キーワード: 
最大比合成ダイバーシチ,  判定帰還型等化器,  PHS,  セル拡大,  

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あらまし: 
PHSにおいて遅延スプレッド補償を行うことによるセル半径拡大効果について述べている.遅延スプレッド補償法としては最大比合成ダイバーシチあるいはトランスバーサル合成型DFEを適用している.実際にこれらの遅延スプレッド補償技術を実現し,ハードウェア実験に基づいてその特性を検証している.同時に遅延スプレッド補償技術におけるタップ係数推定アルゴリズムを簡易化すればDSP1チップで実現でき,PHSへの適用性が高いことも示している.上記のハードウェア実験の結果と経験的な伝搬推定式に基づき,PHSのセル拡大効果を定量的に評価し,所要BERが10-2から10-3であれば約1.3倍から1.8倍のセル拡大効果があることを示している.