2重偏波レクテナの偏波角特性に関する実験

藤野 義之  藤田 正晴  賀谷 信幸  日下 規男  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J80-B2   No.11   pp.963-975
発行日: 1997/11/25
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Print ISSN: 0915-1877
論文種別: 論文
専門分野: アンテナ,伝搬
キーワード: 
マイクロ波送電,  レクテナ,  偏波角,  直線偏波送電,  2重偏波送電,  

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あらまし: 
マイクロ波送電において,比較的容易に受電電力を倍増する方法として2重偏波の利用がある.これは送受電系に等振幅の垂直,水平の直交した2重偏波を同時に使用し,受電点での電力束密度を2倍とするものである.2重偏波レクテナは基本的には送受の偏波方向が一致した状態で使用することが理想であるが,レクテナを飛翔体等へ搭載する場合を考慮すると,飛翔体の姿勢変動によって送受電の偏波方向が傾き,ある角をなすことが考えられる.また,送電側の垂直・水平偏波の振幅が一致せず,ある振幅比をもつことも考えられる.本論文では,送電側を2重偏波とし,その振幅比を直線偏波から完全な2重偏波時まで変化したときの2重偏波レクテナの偏波角特性を実験的に検討した結果について述べ,円偏波送電方式との比較を通じて,2重偏波利用の有効性を示す.