網同期品質測定法の提案

村上 英世  小野 隆  淺谷 耕一  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J80-B1   No.9   pp.623-629
発行日: 1997/09/25
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Print ISSN: 0915-1885
論文種別: 論文
専門分野: 通信網,通信サービス
キーワード: 
網同期,  ワンダ,  ジッタ,  スリップ,  

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あらまし: 
従来の網同期品質の測定法は,1点の測定に一つの高価な原子発振器を必要とするうえに,原子発振器のドリフトに起因する測定誤差のため長期間の測定には問題があった.本検討では従属同期網においては,すべてのノートがマスタクロックに従属しており,あるノードクロック位相を他のノードクロック位相に対して相対的に測定できることに着目し,自ノードクロック位相を測定の基準位相として用いる方法を提案する.本提案法は相対測定ではあるが,従来困難であった長期間の網同期品質特性の高精度な測定が可能になった.提案した測定法をもとに,多数の従属ノードに対して遠隔自動に網同期品質の分析・管理を行う網同期品質測定システムを開発した.本システムはNTTの現場で試験的に調査ツールとして用いて,動作原理の確認および特性例を得た.