クリッピングによるインパルス性ひずみを考慮したアナログ/ディジタルハイブリッド光伝送におけるM-QAM信号の伝送品質の解析

前田 和貴  布施 優  内海 邦昭  中田 裕章  藤戸 克行  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J80-B1   No.5   pp.266-273
発行日: 1997/05/25
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Print ISSN: 0915-1885
論文種別: 論文
専門分野: 光通信方式
キーワード: 
光伝送,  M-QAM信号,  誤り率,  インパルス雑音,  

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あらまし: 
アナログ/ディジタルハイブリッド光伝送(ハイブリッド光伝送)では,周波数多重信号のクリッピングに起因するインパルス性ひずみによりM-QAM信号のビット誤り率(誤り率)がフロア特性を示す.本論文では,筆者らによるMiddletonのクラスAインパルス雑音モデルを応用したM-QAM信号の誤り率の解析方法において,インパルス指数の算出方法に再検討を加えた新たな解析方法を提案し,本解析方法による理論値と64QAM信号および16QAM信号の測定値との比較を示す.本解析により求められた理論値は測定値をほぼ再現し,特にM-QAM信号の光変調度の小さな領域において良好な一致を示す.本解析手法はハイブリッド光伝送方式におけるM-QAM信号の誤り率の評価により有効である.しかし,M-QAM信号の光変調度が大きな領域および搬送波周波数により,測定値との誤差が拡大する傾向があることも判明した.本論文ではその原因についても検討を加えた.