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CG人物像の視線移動のための頭部と眼球の動きモデル
高木 英行 竹田 仰
誌名
電子情報通信学会論文誌 A
Vol.J80-A
No.8
pp.1304-1311 発行日: 1997/08/25 Online ISSN:
DOI: Print ISSN: 0913-5707 論文種別: 特集論文 (顔論文特集) 専門分野: 顔画像の符号化,アニメーション,CG キーワード: 頭部, 視線, 眼球, コンピュータグラフィックス, 主観評価実験,
本文: PDF(566.3KB)>>
あらまし:
コンピュータグラフィックス(CG)上の人物が自然に視線を移動させるための頭部と眼球の移動時間遷移モデルを提案する.はじめに,実際に人間が視線を移動させるときの頭部の3次元移動特性を計測し,過去の研究での計測データと照らし合わせて,角速度をシグモイド状に変化しながら頭部を移動させることが共通的特徴であるとの知見を得る.この知見に基づいた視線移動に伴う頭部と眼球移動の数式モデルを提案する.このモデルのパラメータを変化させることで,上目使いの動き,不気味な動き,驚いた動き,複数人との対話のような動きのように,いろいろな状況に応じた動きが生成できる.更に,実用的観点からこのモデルの簡易的実現モデルも参考に示す.最後にこのモデルがCG像の視線移動を自然に表現できるかどうかを主観評価実験を通じて評価し,考察を加えて今後の研究の一方向についても述べる.
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