時間相関を考慮したフェージング通信路のモデル化と符号化変調系の特性解析

荻原 春生  安斎 賢二  

誌名
電子情報通信学会論文誌 A   Vol.J80-A       pp.516-523
発行日: 1997/03/25
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DOI: 
Print ISSN: 0913-5707
論文種別: 専門分野: 情報理論,符号理論
キーワード: 
Fading,  TCM,  Correlation,  Interleave,  Markov Model,  

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あらまし: 
フェージング通信路の振幅変動の時間相関特性をマルコフモデルで近似し,有限インタリーブ下でのトレリス符号化変調システム(TCM)の特性を解析する手法を提案する.マルコフモデルは,シンボル誤り率の自己相関関数が近似されるよう,モデルのパラメータが遺伝アルゴリズムで最適化される.TCMの特性解析は,符号の誤り状態遷移と,マルコフモデルの状態遷移を複合させた状態遷移図で,伝達関数法を用いて行われる.2から4状態のマルコフモデルを用いて,特性解析が可能であることを示す.SNRがモデル設計と異なる通信路にどこまで適応できるかも議論する.更に,提案手法で,計算機探索を行って得た符号とその特性を示す.