輝度比符号化光源による鏡面の角度計測

山田 啓一  山本 新  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J79-D2   No.3   pp.374-384
発行日: 1996/03/25
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0915-1923
論文種別: 論文
専門分野: 画像・パターン認識,コンピュータビジョン
キーワード: 
鏡面,  正反射,  角度計測,  画像,  ダイナミックレンジ,  

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あらまし: 
輝度比で符号化した光源を用いて鏡面の角度を非接触で高速に計測する方式を提案する.この方式では,2通りの輝度分布で発光させることができる光源群を用いる.対象物にこの光源群によって2通りに光を投射し,それぞれの場合の対象物の画像を撮像する.この二つの撮像画像の比から正反射光の光源を特定し,その光源位置から鏡面の角度を求める.撮像画像の比から光源が特定できるようにするために,光源群の2通りの発光は,各光源の輝度の比が光源ごとの固有の値になるようにする.本方式について,各光源の輝度比および撮像に用いるテレビカメラの特性と特定可能な光源数との関係を明らかにする.また,複数の異なる露光条件で対象物を撮像することによって,テレビカメラのダイナミックレンジを拡大し,特定可能な光源数を増して計測精度を上げることを示す.更に,本方式を溶融はんだに試験片を浸漬したときに形成されるはんだ鏡面の角度の計測に適用し,この方式が有効であることを示す.